「競艇のネット投票って、結局どこから買えばいいんだろう」
そう思って検索すると、質問サイトの投稿ばかりが並んで、はっきりした答えにたどり着けません。
私も同じところでつまずいたので、公式サイトを端から開いて確かめました。
先に結論をお伝えします。
競艇の舟券をインターネットで買えるのは、公式の「テレボート」だけです。
競馬や競輪のように、民間の投票サービスから買うという選択肢は、私が探した範囲では見つかりませんでした。
この記事では、①買える場所は全部でいくつあるのか ②始めるのにかかるお金と時間 ③見落としやすい受付時間 ④1年使わないと解約になる規約 を、2026年9月20日に私が公式サイトで確認した内容にもとづいて整理します。
競艇のネット投票は、公式のテレボート1つだけ


まずここをはっきりさせておくと、あとが楽になります。
公式が案内している買い方は3つ
公式サイトのFAQ「舟券はどこで買える?」には、こう書かれています。
舟券は全国24箇所のボートレース場だけでなく、ボートレースチケットショップでも購入することができます。また、テレボート会員に入会すれば、スマートフォン、パソコンでも購入できます。
(出典:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト「舟券はどこで買える?」)
つまり、公式が案内している買い方は ボートレース場・チケットショップ・テレボート の3つです。
| 買える場所 | 数 | カバーしている都道府県 |
|---|---|---|
| ボートレース場 | 24場 | 18都道府県 |
| ボートレースチケットショップ(BTS) | 82か所 | 36都道府県 |
| テレボート(スマホ・パソコン) | 1つ | 通信できればどこでも |
このうち、家から出ずに買えるのはテレボートだけ、ということになります。
テレボートは「会員サービスの名前」
ここを取り違えると混乱します。
テレボートは、アプリの名前でもサイトの名前でもなく、ネット投票の会員サービスの名称です。
公式FAQは「テレボートとは何?」という質問に、こう答えています。
提携銀行の口座があれば、ボートレース場や、ボートレースチケットショップに行かなくてもスマートフォン、パソコンから舟券を購入できるサービスのことです。テレボートを利用するには会員登録が必要になります。
(出典:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト「テレボートとは何?」)
会員になったうえで、パソコン用のサイト・スマホ用のサイト・公式アプリのいずれかから投票する、という関係です。
アプリのほうは、名前も入口も分かりにくくなっているので、別の記事に分けてまとめました。
→ テレボートのアプリは公式の1つだけ|機能・対応端末・ストア評価を実測で確認
民間のネット投票サービスは見当たらない
公式のどのページを見ても、案内されているネット投票の入口はテレボートだけでした。
他の公営競技では民間の投票サイトが併存していますが、ボートレースについては、私が調べた範囲でそうしたサービスは見つかりませんでした。
「公式以外で舟券が買える」と書かれているサイトを見かけたら、いったん立ち止まってください。
舟券を買えるのは公式の仕組みだけで、それ以外は、予想を売っているサイトか、別の何かです。
予想サイトは舟券を売っているわけではないので、そこは切り分けて考えると安全です。
舟券が買える場所を全部数えた|合わせても40都道府県


「近所で買えるのか、ネットしかないのか」は、住んでいる場所で変わります。
公式の一覧を全件開いて数えたので、2026年9月20日時点の実数を置いておきます。
ボートレース場は24場・18都道府県
ボートレース場は全国に24場あります。
ただし所在地は18都道府県に集中していて、東京都に3場、福岡県に3場、愛知県と山口県に2場ずつ、といった偏りがあります。
24という数のわりに、行ける人は限られている、ということです。
各場の特徴と所在地は、場の一覧にまとめています。
→ 競艇場一覧|全24場をインの強さ・水質で比較【1コース1着率つき】
チケットショップ(BTS)は82か所・36都道府県
場外発売所にあたるのが「ボートレースチケットショップ(BTS)」です。
公式の一覧を全件数えたところ、2026年9月20日時点で 82か所 ありました。
| 地区 | チケットショップ | 所在する都道府県 |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 8か所 | 北海道・青森・宮城・秋田・福島 |
| 関東甲信越 | 9か所 | 茨城・埼玉・千葉・神奈川・山梨・新潟 |
| 北陸 | 1か所 | 石川 |
| 東海 | 8か所 | 静岡・愛知・岐阜・三重 |
| 近畿 | 11か所 | 京都・大阪・兵庫・奈良 |
| 中国 | 12か所 | 鳥取・島根・岡山・広島・山口 |
| 四国 | 6か所 | 徳島・香川・愛媛・高知 |
| 九州・沖縄 | 27か所 | 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島 |
| 合計 | 82か所 | 36都道府県 |
(出典:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト「ボートレースチケットショップ」を当サイトで全件集計)
九州・沖縄地区が27か所で突出していて、長崎県だけで8か所あります。
一方で、地区名に「沖縄」と入っているのに、沖縄県にはチケットショップが1か所もありません。
それでも届かない7県がある
ボートレース場とチケットショップを足し合わせても、カバーされるのは 40都道府県 でした。
岩手・山形・栃木・富山・長野・和歌山・沖縄の7県には、ボートレース場もチケットショップも1つもありません。
この7県に住んでいる方にとっては、ネット投票が事実上ただひとつの購入手段ということになります。
逆のパターンもあります。
東京・群馬・福井・滋賀の4都県は、ボートレース場はあるのにチケットショップが1か所もありません。
自分の住む場所がどちらなのかを知っておくと、ネット投票を使うかどうかの判断がしやすくなります。
ちなみに、買えるのは20歳から・100円から
公式FAQは、この2つにもはっきり答えています。
- 「舟券は20歳以上から購入することができます。」
- 「舟券は100円から購入することができます。」
(出典:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト FAQ「舟券の購入について」)
規約のほうを見ると、舟券の券面金額は「100円の整数倍に相当する額」と定められています(約定第6条)。
特定商取引法に基づく表示では、さらに細かく「10円×10口=100円を1単位」と書かれています。
始めるのにかかるお金と時間


ここは、始める前に知っておくと段取りが狂いません。
入会費・年会費は無料。ただし指定銀行の口座がいる
会員募集サイトのFAQには「入会費、年会費は無料です。」と明記されています。
かわりに必須なのが、指定銀行の口座です。
2026年9月20日時点で指定されているのは次の12行です。
- PayPay銀行/楽天銀行/三井住友銀行(インターネットバンキング)/ドコモSMTBネット銀行/三菱UFJ銀行/りそな銀行/埼玉りそな銀行/福岡銀行/広島銀行/スルガ銀行/auじぶん銀行/ゆうちょ銀行
(出典:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト FAQ「電話投票会員(インターネット即時会員)とは何ですか?」)
三井住友銀行で申し込む場合は、インターネットバンキング(SMBCダイレクト)への利用登録が別途必要と注記されています。
口座があれば約5分、無ければ2週間前後
会員募集サイトは、登録を「3STEP およそ5分」と案内しています。
ただしこれは、指定銀行の口座をすでに持っている場合の話です。
口座から作る場合、公式の案内では 口座開設から利用開始まで2週間前後 とされています。
「今日のレースに間に合わせよう」と思って口座から始めると、間に合いません。
申込みの受付時間にも決まりがあり、公式には「申込み可能時間 6:30〜翌3:00」、それ以外の時間帯(20:50〜翌朝4:30)は事前受付となり翌朝に登録完了メールが届く、と書かれています。
手数料は「かかる場合がある」とだけ書かれている
ここは、はっきりさせておきたかった部分です。
特定商取引法に基づく表示には、次の一文があります。
ご利用の金融機関によっては、入金・精算の手数料をご負担いただく場合があります。
(出典:TELEBOAT会員募集サイト「特定商取引法に基づく表示」)
規約のほうでも、第4条が「加入者は、購入予定金額を振興会口座に振り替えるための手数料を自ら負担しなければならない」「前項の手数料の金額は、別に定めるものとします」と定めています。
つまり、手数料は銀行によって変わる建て付けで、具体的な金額は私が確認した公式ページには記載が見当たりませんでした。
分からないことを分かったように書くつもりはないので、ここは「銀行ごとに確認してください」とだけお伝えします。
100円から買えるが、入金は1,000円から
細かいようで、最初に引っかかるのがこれです。
会員募集サイトには「100円から舟券が買える!」とある一方、すぐ下に「※入金は1,000円から」と注記されています。
100円だけ入れて100円だけ買う、という使い方はできない、ということです。
受付時間の落とし穴|精算はナイター開催日の21:00で閉まる


ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
投票より先に、精算のほうが締まる
公式の「サービス時間」のページを表にすると、こうなります。
| 手続き | ナイターレース開催日 | ミッドナイトレース開催日 |
|---|---|---|
| 投票受付 | 8:00〜最終レース締切まで | 8:00〜最終レース締切まで |
| 入金指示 | 7:45〜最終レース締切まで | 7:45〜最終レース締切まで |
| 精算(出金)指示 | 7:45〜21:00 | 7:45〜23:35 |
| 投票照会・残高照会 | 7:45〜23:35 | 7:45〜23:35 |
(出典:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト「電話投票会員(インターネット即時投票会員)サービス時間」)
見ていただきたいのは、精算(出金)指示の行です。
投票は最終レースの締切まで受け付けているのに、ナイターレース開催日の精算は21:00で閉まります。
つまり、21時を過ぎてから当たって「今すぐ引き出そう」と思っても、その日のうちには指示を出せません。
ミッドナイトレース開催日は23:35までなので、開催の種類で締切が変わる点にも注意が必要です。
精算を忘れても、最終レース後に自動で戻る
ここは安心していい部分です。
会員募集サイトには、次の注記があります。
※最終レース終了後、テレボートの口座に購入残高が残っている場合は自動でお客様の口座に全額振替られます。
(出典:TELEBOAT会員募集サイト)
精算指示を忘れても、残高は自動で銀行口座へ戻るということです。
ただし「各銀行のシステムメンテナンスがある場合は、翌日以降の引出しとなる場合があります」とも書かれています。
すぐに現金が要る日は、銀行のメンテナンス日と重なっていないかを確かめてから使うのが安全です。
照会はスマホ版とアプリだけ翌3:00まで
投票照会・残高照会は23:35までですが、公式には例外が書かれています。
投票サイト(スマホ版)及びBOATRACEアプリは〜翌3:00まで照会が可能となります。
夜中に「今日いくら使ったんだろう」と確かめたいときは、パソコンではなくスマホ側を使う、と覚えておくと迷いません。
自分の収支を後から振り返る手順は、別の記事にまとめています。
→ テレボートの収支の見方|的中率・回収率を確認する手順と集計できる期間
購入限度とベット数の数え方


「いくらまで買えるのか」も、公式に数字が出ています。
1回999ベット・1ベット9,999,900円
| 項目 | 上限 |
|---|---|
| 1回の申込ベット数 | 999ベット |
| 1ベットの購入限度額 | 9,999,900円 |
| 1日の申込ベット数 | 9,999ベット |
| 1日の契約件数 | 500件 |
(出典:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト「電話投票会員(インターネット即時投票会員)購入限度」)
ほとんどの方には関係のない上限だと思います。
大事なのはむしろ、規約が定めている購入限度の考え方のほうです。
約定第7条は、1回の投票の購入限度額を「振興会口座に振り替えた金額の合計額」の範囲と定めています。
入れたお金を超えて買う仕組みは、そもそも用意されていないということです。
ボックスは1回でベットをいくつ使うか
「999ベット」と言われてもピンと来ないので、公式のベット数表を置いておきます。
| 賭式 | 3艇 | 4艇 | 5艇 | 6艇 |
|---|---|---|---|---|
| 3連単 | 6 | 24 | 60 | 120 |
| 3連複 | 1 | 4 | 10 | 20 |
| 2連単 | 6 | 12 | 20 | 30 |
| 2連複 | 3 | 6 | 10 | 15 |
| 拡連複 | 3 | 6 | 10 | 15 |
流し投票の場合は、3連単の1艇固定で20、2艇固定で4といった数え方になります。
点数の数え方そのものは、買い目の記事で詳しく書いています。
→ 競艇のボックス買いとは|艇数別の点数早見表と実データで見た回収率
入金指示・精算指示も1ベットを消費する
見落としやすいのがこれです。
公式のベット数表には、投票以外のベット数として「入金指示 1」「精算指示 1」と書かれています。
1日の申込ベット数は9,999ベットなので実務上は問題になりませんが、入金・精算も同じ枠で数えられている、という建て付けは知っておくと納得しやすいと思います。
1年買わないと自動解約になる


最後に、使わない人にこそ関係する話を書いておきます。
規約に「1年間舟券の購入がなかったとき」と書かれている
公式には「自動解約」というページがあり、こう書かれています。
1年以上ご購入がなかった場合など、約定の定める解約事由に該当した場合は、自動的に解約となる場合がございますのでご注意ください。
(出典:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト「電話投票会員(インターネット即時投票会員)自動解約」)
約定第26条の解約事由にも「(3) 1年間舟券の購入がなかったとき」が挙げられています。
しばらく離れていた方が久しぶりに開こうとして入れない、ということが起こり得ます。
これは裏を返せば、離れたい人にとっては助けになる条文でもあります。
入出金を繰り返す使い方は、利用停止の対象になり得る
もうひとつ、規約に書かれていて知られていない条文があります。
約定第25条は禁止行為を並べたうえで、そのひとつに「購入額に見合わない多額の入出金を反復する行為」を挙げています。
そして同条の2項で、該当すると判断した場合は「事前の告知をせずに」利用を制限または停止することがある、としています。
入金と精算を何度も往復させる使い方は、意図がなくても引っかかり得る、ということです。
使うのをやめたいときの選択肢
「もう買わないようにしたい」という気持ちで検索して、ここに着いた方もいると思います。
その場合、解約のほかに 入金限度額を0円にする という方法があります。
解約と再登録を繰り返すより、そちらのほうが現実的なことが多いので、手順を別の記事にまとめました。
→ 競艇をやめたいのにやめられない|解約を繰り返す前に使える「入金限度額0円」
解約そのものの手順はこちらです。
→ テレボートの解約・退会方法|手順・受付時間・注意点まとめ
よくある質問
Q. 競艇のネット投票は、テレボート以外からもできますか?
2026年9月20日時点で、公式サイトが案内しているネット投票の入口はテレボートだけでした。公式FAQも「テレボート会員に入会すれば、スマートフォン、パソコンでも購入できます」と書いています。私が探した範囲では、舟券をネットで買える民間のサービスは見つかりませんでした。
Q. ネット投票に手数料はかかりますか?
特定商取引法に基づく表示に「ご利用の金融機関によっては、入金・精算の手数料をご負担いただく場合があります」と書かれています。約定第4条も振替手数料は加入者の負担で、金額は別に定めるとしています。具体的な金額は公式ページに記載が見当たらなかったので、お使いの銀行で確認してください。
Q. 登録してから何分くらいで舟券を買えますか?
指定銀行の口座をすでに持っている場合、公式は「3STEPおよそ5分」と案内しています。口座から開設する場合は、利用開始まで2週間前後かかるとされています。
Q. その日に当たったお金は、すぐ引き出せますか?
精算(出金)指示の受付時間内であれば可能です。ただしナイターレース開催日は21:00、ミッドナイトレース開催日は23:35で締まります。指示を出し忘れた場合でも、最終レース終了後に残高は自動で銀行口座へ振り替えられますが、銀行のメンテナンスと重なると翌日以降になることがあります。
Q. しばらく使っていない口座は、まだ生きていますか?
公式は「1年以上ご購入がなかった場合など、約定の定める解約事由に該当した場合は、自動的に解約となる場合がございます」としています。久しぶりに使うときは、まずログインできるかを確かめてください。
Q. ネット投票にすると勝ちやすくなりますか?
なりません。舟券は売上から約25%が控除されたうえで払い戻される仕組みで、買う場所によって変わるものではありません。私が12,855レースで検証したときも、6艇すべて(120通り)を買い続けた場合の回収率は59.3%でした。ネット投票が変えるのは、買いやすさと記録の残りやすさまでです。
最後に
私がこのサイトでいちばん避けたいのは、読んだ方が知らないうちに損をすることです。投票の手段そのものは、勝ち負けを決めません。それでも、締切の時刻や解約の条件を知らないまま使うと、本来しなくていい損をします。だから、地味でも制度の話を先に置いておきたいと思っています。
買い方が決まったら、次に迷うのは「どのレースを買うか」だと思います。
その判断を外部に委ねるなら、委ねる相手の数字を先に確かめてください。
私が実際に登録して追跡した結果は、競艇予想サイトの検証と比較にまとめています。
競艇の制度・手続きに関する関連記事
あわせて読むと、迷いどころが減ると思います。










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