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ボートレーサーになるには|受験資格・試験内容・費用を公式の募集要項で解説

2026 9/22
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選手・レース
2026年8月26日2026年9月22日
ボートレーサーになるにはの解説アイキャッチ

「ボートレーサーになるには、どうすればいいの?」

「学歴やスポーツ経験がないと無理なんじゃないの?」

調べはじめると、まとめサイトごとに書いてあることが少しずつ違って戸惑うところだと思います。

先に結論をお伝えします。

ボートレーサーになる道は1つだけで、ボートレーサー養成所の入所試験に合格して1年間の訓練を修了するしかありません。

応募できるのは15歳以上30歳未満・身長175cm以下などの条件を満たす人で、学歴は中学校卒業があれば足ります。

この記事は、公式の募集要項(第142期)に書かれている内容だけで構成しました。

私の推測は入れず、条件・日程・費用をそのまま整理しています。

編集部
正直に言うと、この記事を書くまで私も「体育会系の狭き門」くらいの雑な理解でした。実際に募集要項を読むと、学科は高校入試程度、学歴は中卒から。入口そのものは、思っていたよりずっと開かれていました。
目次

ボートレーサーになる道は1つだけ|まず結論

ボートレーサーになる道は1つだけ|まず結論

はじめに、いちばん大事なところを押さえます。

ボートレーサーになるためには、ボートレーサー養成所に入所しなければなりません(出典:BOAT RACE公式 ボートレーサー養成所での厳しい訓練)。

スカウトや他競技からの移籍といった、別ルートはありません。

公式は同じページで、入所試験の倍率について「30〜40倍といわれている」と説明しています。

そして合格後は1年間の訓練を受けます。

流れを一枚にすると、次のとおりです。

段階内容
① 応募WEBエントリーで受験申請(第140期以降は郵送を廃止)
② 第1次試験学科試験+体力試験
③ 第2次試験適性試験+体力試験(会場は養成所)
④ 第3次試験人物試験(面接)+身体検査+適性検査
⑤ 入所1年間・全寮制の養成訓練
⑥ デビュー修了後にボートレーサーとして登録
ボートレーサーになるまでの流れを示した図解
編集部
ここだけの話、私が驚いたのは「養成費無償」の一行でした。1年間の全寮制で、訓練にかかる費用は取られない。ここまで来られるかどうかが試験、というわけです。

応募資格を1つずつ確認する|身長175cm以下という条件

応募資格を1つずつ確認する|身長175cm以下という条件

公式の募集要項には、応募資格が8項目に分けて書かれています。

第142期の内容を、そのまま表にします。

項目条件
年齢15歳以上30歳未満
学歴入所日において中学校を卒業していること
身長175cm以下
体重男子…49kg以上57kg以下/女子…44kg以上52kg以下
視力両眼とも裸眼視力または矯正視力0.5以上(矯正器具はソフトコンタクトレンズに限る)
弁色力強度の色弱でないこと
聴力その他選手養成訓練を行うのに支障のない者
その他拘禁刑以上の刑に処せられた者などに該当しないこと
ボートレーサー養成所の応募資格を整理した図解

注目したいのは、身長と体重です。

上限が決まっているタイプの条件になっています。

身長は175cm以下、体重は男子57kgまで・女子52kgまで。

スポーツの世界では「大きいほど有利」と言われがちですが、ボートレースは逆方向の条件が課されます。

その理由は、レースそのものの仕組みにあります。

同じ規格のボートと同じ性能のモーターで走るため、体重が軽いほうが有利になるからです。

詳しくは体重と身長の記事で解説しています。

視力については「矯正器具はソフトコンタクトレンズに限る」という但し書きがあります。

メガネやハードコンタクトでの矯正は認められていない、という意味です。

なお、一般試験のほかにスポーツ推薦試験制度があり、中学・高校・大学等のスポーツ活動で優れた実績を収めた人が対象になります。

この場合も、上の8項目を満たしていることが前提です。

※応募資格・試験日程・費用は、ボートレーサー養成所 公式「募集要項」に掲載された第142期の内容です(取得日:2026年8月26日)。期によって日程・条件が変わるため、受験を考えている方は必ず最新の募集要項をご確認ください。

試験は3段階|学科は高校入試程度

試験は3段階|学科は高校入試程度

試験は3段階で、段階ごとに見られるところが変わります。

第142期の日程と内容は次のとおりです。

第1次試験|学科と基礎体力

試験期日は2026年11月8日(日)。

会場は北海道・東北・関東・甲信越・東海・近畿・四国・中国・九州・沖縄などの主要都市です。

内容は2つ。

種目中身
学科試験国語・数学・理科・社会(高等学校入学試験程度の内容)
体力試験柔軟性・筋力・瞬発力

学科は高校入試程度と明記されています。

特別な専門知識が問われるわけではありません。

合否は2026年11月下旬を目処に、受験者あてに通知されます。

第2次試験|適性と体力を養成所で見る

第1次試験の合格者とスポーツ推薦者だけが対象です。

試験期日は2026年12月9日(水)〜10日(木)、会場はボートレーサー養成所。

種目中身
適性試験操作適性・反応力・注意力・調整力・スポーツビジョン・心理判断ほか
体力試験全身持久力・筋持久力・筋力・瞬発力・敏捷性・柔軟性

「スポーツビジョン」は、動くものを見る力などを測る検査です。

ここが、ほかのスポーツの入団テストとはっきり違うところだと思います。

合否発表は2026年12月11日(金)。

翌日ではなく当日から翌日にかけて次の試験がある、かなり詰まった日程です。

第3次試験|面接と身体検査

第2次試験の合格者だけが対象です。

試験期日は2026年12月11日(金)。

種目中身
人物試験面接
身体検査眼科・耳鼻咽喉科・外科・内科・泌尿器科
適性検査視覚・視野・音感・運動神経

合否は2027年1月下旬を目処に通知されます。

応募から最終合格まで、およそ半年をかけて絞り込まれるという流れです。

※応募資格・試験日程・費用は、ボートレーサー養成所 公式「募集要項」に掲載された第142期の内容です(取得日:2026年8月26日)。期によって日程・条件が変わるため、受験を考えている方は必ず最新の募集要項をご確認ください。

かかるお金と、挑戦できる回数

かかるお金と、挑戦できる回数

受験にかかる費用も、募集要項に明記されています。

段階受験手数料
応募(第1次試験)3,000円
第2次試験6,000円
第3次試験3,000円
3段階すべて進んだ場合の合計12,000円

第1次試験で不合格なら3,000円、最終まで進めば合計12,000円という計算です。

原則として受験手数料の返還はありません。

そして回数について、重要な制限があります。

第2次試験の受験回数は5回(欠席・辞退を含む)までと定められています。

年齢の上限(30歳未満)とあわせると、挑戦できる機会は無限ではないということです。

また、入所後の費用については養成費無償と明記されています。

1年間・全寮制の訓練にかかる養成費は徴収されません。

※応募資格・試験日程・費用は、ボートレーサー養成所 公式「募集要項」に掲載された第142期の内容です(取得日:2026年8月26日)。期によって日程・条件が変わるため、受験を考えている方は必ず最新の募集要項をご確認ください。

編集部
ぶっちゃけ、ここが一番グッときた部分です。受験料は合計1万2千円、入ってからの養成費はゼロ。家の経済状況で夢が閉じない設計になっている。そういう競技なんだと、調べていて初めて知りました。

合格したあとに待っているもの|1年間の全寮制

合格したあとに待っているもの|1年間の全寮制

最終合格すると、入所です。

第142期の入所日は2027年4月1日(木)、養成訓練期間は1年間で全寮制と明記されています。

訓練の内容は3つの課程に分かれます。

課程中身
基礎課程慣熟航走・基本旋回、モーターの装着・計測・分解組立、ボートレースのしくみ
応用課程2艇・3艇での旋回、スタート・旋回、性能向上整備、基本的なプロペラ修整
実戦課程模擬レース等の実戦訓練、現役選手らを招いた技術指導、リーグ戦・修了記念競走

(出典:ボートレーサー養成所 コース案内)

公式は、この1年について「まったくの素人からプロを育成するため、訓練は筆舌に尽くしがたい厳しさ」と表現しています。

訓練生の一日は朝6時の起床から夜10時の消灯まで管理され、定期的に身体検査や体重測定も行われます。

その中身はボートレーサー養成所の記事に、一日のスケジュールごとまとめました。

応募を考えている方へ|必ず最新の募集要項で確認を

応募を考えている方へ|必ず最新の募集要項で確認を

最後に、この記事の限界をはっきりお伝えします。

ここに書いた条件・日程・費用は、第142期の募集要項の内容です。

期によって日程は変わりますし、条件が改定されることもあります。

実際に応募される方は、必ず公式の募集要項で最新の内容をご確認ください。

問い合わせ先は一般財団法人日本モーターボート競走会、および各地区の支局です。

当サイトは競艇の予想情報を検証するメディアであって、養成所の関係者ではありません。

受験に関する個別の相談にはお答えできませんが、公式のどこに何が書いてあるかは、この記事で辿れるようにしたつもりです。

編集部
正直に言うと、レーサーを目指す方より「舟券を買う側」の読者のほうが圧倒的に多いサイトです。それでも、この記事を丁寧に書きたかった理由があります。6艇に乗っている人たちが何を通ってきたのかを知ると、レースの見方が変わるからです。

選手が置かれている条件を知りたい方は、選手の年収の記事もあわせてどうぞ。

私自身、仕組みをよく分からないまま勢いで舟券を買い、遠回りをした時期があります。だからこそ、同じ場所でつまずく人を一人でも減らしたい。その一心でこのサイトを続けています。

よくある質問

Q. ボートレーサーになるには何が必要ですか?

ボートレーサー養成所の入所試験に合格し、1年間の養成訓練を修了する必要があります。公式は、ボートレーサーになるためには養成所に入所しなければならないと明記しており、ほかのルートはありません。

Q. ボートレーサーの応募資格を教えてください。

第142期の募集要項では、年齢15歳以上30歳未満、学歴は入所日において中学校卒業、身長175cm以下、体重は男子49〜57kg・女子44〜52kg、視力は両眼とも裸眼または矯正視力0.5以上(矯正はソフトコンタクトレンズに限る)などが条件です。

Q. ボートレーサーの試験は何回まで受けられますか?

第2次試験の受験回数は5回(欠席・辞退を含む)までと定められています。あわせて年齢の上限が30歳未満のため、挑戦できる機会には限りがあります。

Q. ボートレーサーの試験にはいくらかかりますか?

第142期では受験手数料が第1次試験3,000円、第2次試験6,000円、第3次試験3,000円で、3段階すべて進むと合計12,000円です。原則として返還はありません。なお入所後の養成費は無償と明記されています。

Q. ボートレーサーの入所試験の倍率はどのくらいですか?

BOAT RACE公式は「30〜40倍といわれている」と説明しています。第142期の募集人員は50名程度です。

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あわせて読むと、レースに出ている人たちの条件がひととおりつながります。

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